デジタルアートで話題の「チームラボ」と佐賀県がコラボレーションした 「チームラボと佐賀 巡る!巡り巡って巡る展」。わたくしも4会場のうち、3会場を巡り巡ってきております!

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前回のエントリーでは宇宙科学館のレポをお届けしました。本日名護屋城博物館に行ってきましたが、狭い会場を埋めつくすほどの盛況ぶりでしたよー。こちらでは2作品が展示されていました。

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■ 3/21(日)佐賀県立名護屋城博物館(唐津市) 


【花と屍 剥落 十二幅対】

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光源氏を主人公にしたアニメーション作品。
12枚のディスプレイが壁一面に並べられており、右の画面から左の画面へ時系列が進んでいきます。数百人の民衆、鳥獣戯画に出てくるような動物たち、光源氏を襲うオロチなど、これでもかと情報が詰め込まれた映像は見飽きることがありません。

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チームラボの作品の特徴のひとつに、「超主観空間」という空間認識の論理構造があります。

しばしば、伝統的な日本美術については,日本には西洋の遠近法(パースペクティブ)がなかったので、平面的に描いていたのではないか、といわれます。しかし、当時の人々には、世界は、日本美術のように見えていて、だから、そのように描いていたのではないだろうか?と、チームラボは、考えています。そして、現代人がパースペクティブな絵や写真を見て、空間だと感じるように、むかしの日本の人々は、日本美術を見て空間だと感じていたのではないか?つまり、日本美術の平面は、西洋のパースペクティブとは違う論理が発達した空間認識だったのではないだろうか?と、考えています。そして、この日本の空間認識を、チームラボは、『超主観空間』と名付けています。 - teamLab★ 「超主観空間」より引用

この作品でも、光源氏を取り巻く世界は“平面化”された3次元空間でした。超主観空間な映像は、それがデジタルで描き上げられた作品であったとしても、デジタル以前のアートの雰囲気を強く醸し出します。だからCGなのに歴史資料集を見た時と同じ印象を受けるんですね。まるでこの作品が、コンピュータの生まれるずっと前から存在していたかのような。

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最先端のデジタルアートなのに、伝統的な日本芸術を題材にするところが、チームラボのかっこよさなんだと気付かされる作品です。



【増殖する生命(work in progress)】

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花が咲いて、舞って、散って、咲いて、舞って、散って、を延々と繰り返すアート作品。よく見ると、同じ動きをする花びらがひとつとしてないんですよね。自然の花の動きとほぼ同じで、デジタルなのに本物の生花を見ている感覚に陥ります。

解説によると、プログラムがリアルタイムで描き続けているので、同じ映像は2度とないのだそう。ど、どういうこと。。。


明日22日が最終日なので、どの会場も混雑が予想されます。公式facebookでは混雑が回避できる時間帯が紹介されていますのでご参考にどうぞ!



私も明日、残りの会場に行ってきます!



■公式サイト:
http://teamlab-meguru.jp/